伴走型スマホ講座の実施
日本中、各地で実施されているスマホ講座ですが、いったいどれだけの高齢者が講座で得た知識を活用できているでしょうか?
私たちは、長年高齢者とともに活動してきたからこそわかる「高齢者の特質」を理解したうえで、ちゃんとスマホが活用できる講座を実施しています。
個別相談を並行して実施するのも、高齢者の皆さんが、本当に活用できることを目指しているからです。
指導してくださるのは静岡県内にて多数のauショップを運営する㈱STCの社員の皆さんをはじめとする、地域外の専門家の方々です。
また、4年にわたって支援してくださるSTCさんの一人の社員の方が独立し、水窪で「スマホの相談所」を立ち上げてくださいました。高齢者の皆さんの大きな信頼と応援のもと、事業はスタートし、すでに水窪になくてはならない場所になりつつあります。
リモートショッピング
水窪町中心部から山住峠を越え、車で40分ほど離れた場所にある「門桁」集落。
この集落の皆さんは、週に一度地元スーパーのまきうちさんで、LINEのビデオ電話を通じて買い物を楽しんでいます。
恐る恐る始めたリモートショッピングでしたが、今では臨場感ある買い物を楽しむ余裕が出てきました。
この活動は多くの新聞などのメディアにも紹介されました。
高齢者スマホリーダー養成
浜松市デジタルスマートシティ推進本部と連携し、スマホリーダー養成を実施しました。
希望する高齢者が、年間を通した研修、スマホ相談会や会場講座に「支援する側」のスタッフとして参加する実習などを通して自身のスキルアップだけではなく、地域全体のデジタル活用能力の向上に努めてくださいました。
年度末にはデジタル庁の「デジタル推進員」として7名の高齢者が認定されました。